なぜお酢は健康に良いと言われるのか

 

お酢は世界最古の調味料と言われ、古くから世界中で親しまれてきた食材です。それは日本でももちろんのこと、その他の国々では漢方薬としても使用され、人々の健康を守ってきました。

 

お酢は健康にとても良い食材と言われ、私達の生活にもその昔から根付いてきました。ここ日本でもお寿司などの和食にも使われ親しまれています。そんなお酢はなぜ健康にとても良いと言われているのでしょうか。その理由を探ります。

酢

 

酢とはなにか・酢が出来上がるまで

 

酢は古くから調味料として世界中で使用されてきました。その昔はその健康効果によって漢方薬としても活用されていたようです。日本では高級食材としてすでに古墳時代から使われており、一般的に広まったのは江戸時代ではないかと言われています。

 

もともとは果物から作られていた酢ですが、現在ではその原料によって、さまざまな種類のお酢が存在。酢とはどのようにして作られているのでしょうか。

 

通常私達が一般的に使っているのは醸造酢のひとつである米酢。米を原料とした米酢が一番多く使用されているお酢でしょう。では米酢を例として、酢の製造方法を見てみましょう。酢は発酵醸造させて作られるものです。米酢の場合まずは発酵させる下準備から始めます。

 

  1. 原料となる米を蒸し米麹を加える
  2. 麹の力により米のでんぷんが糖へと変化
  3. もろみの状態を経て酒へと変化
  4. その後仕込液として種酢酢酸菌を加えてから熱を加え発酵させる
  5. 発酵が終わったら1ヶ月から2ヶ月ほど寝かせ熟成段階へと入る
  6. その後ろ過殺菌を行い容器へと詰め私達の手元へ

酢の効果や働き

 

酢がその昔から愛されさまざまな用途で使用されてきたのは、酢の大きな健康効果に関係しています。酢は健康に良い調味料としてとても有名。では酢にはどのような効果や働きがあるのでしょうか。

 

お酢の種類によっても多少の違いはありますが、お酢の効果として挙げられるのはこれら

疲労回復効果・食欲増進効果・血液サラサラ効果・美肌アンチエイジング効果・骨粗しょう症予防改善効果

 

酢にはアミノ酸クエン酸、さまざまなビタミン群ミネラル群が豊富に含まれています。それらの成分の働きにより、高い健康効果が得られるのではないかと言われています。

 

また酢には強い殺菌効果もあるため、酢を使った料理は腐りにくく日持ちすると言われたり、食用としてだけではなく、酢を配合したスプレーは清潔に保ちたいキッチンやお風呂の掃除用などに使用される場合もあります。

 

酢に含まれる成分とは

 

酢は昔から健康効果や美肌効果に長けた食材だと言われてきました。その理由は酢に含まれる栄養成分に大きく関係しています。酢の主な成分は酢酸です。酢酸は酢独特の酸味や酸っぱさの素になっている成分です。酢酸は体内に入るとクエン酸へと変化する性質を持っています。

 

それ以外にもクエン酸、クエン酸と同じ有機酸であるグリコン酸酒石酸リンゴ酸コハク酸乳酸なども含まれています。

 

またこれらの成分も豊富に含まれています。

  • アミノ酸
  • ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸・などのビタミン群
  • モリブデン・クロム・亜鉛・鉄・リン・マグネシウム・カリウム・カルシウムなどのミネラル群

アミノ酸にいたっては、さまざまな種類の酢の中でも黒酢もろみ酢香酢が特に多く含まれていると言われています。

 

体内合成不可能なため積極的に摂取しなければならない必須アミノ酸と呼ばれるアミノ酸、体内合成は出来るものの、その合成量の変化により出来るだけ多くの摂取が勧められている非必須アミノ酸が豊富です。特にBCAAと呼ばれる必須アミノ酸バリンロイシンイソロイシンなどが多く含まれています。

 

お酢が体に良いと言われるその理由

 

健康効果や美肌効果に長けていると言われ続けている酢には、さまざまな豊富な栄養成分が含まれています。お酢が体に良いと言われる理由は、それらの豊富な有効成分のおかげです。

 

例えば酢の主成分である酢酸。酢の酸味の素であるこの酢酸は、体内でクエン酸へと変化します。クエン酸は有機酸のひとつであり、私達が健康を維持するうえで欠かすことのできないクエン酸サイクルを形成しています。

 

クエン酸サイクルとは、体内エネルギー燃焼回路のこと。このクエン酸サイクルがスムーズに行われていることで、丈夫な体を保つことが出来るのです。また、筋肉などに蓄積している疲労物である乳酸を分解し、体外へと排出させる働きも持っているため、疲労回復効果も期待できます。

肩こり

 

豊富なアミノ酸もさまざまな働きを持っています。動脈硬化を引き起こし、進行すると脳梗塞や心筋梗塞などの原因にもなるドロドロ血液。アミノ酸はこのドロドロ血液の原因となるコレステロール値や中性脂肪値を低下させ、血液をサラサラに生まれ変わらせる効果も持っています。

 

抗酸化作用もあるため、さまざまな病気を引き起こす原因となる活性酸素を除去し、老化を予防する働きもあります。

 

またこれらの働きを、ビタミン群やミネラル群が上手くサポートするため、さらに効果をスムーズにアップさせています。このように、酢に豊富に含まれる成分が、お互いに助け合いながら効果を発揮すること、それがお酢が体に良い成分であると言われる理由です。

参考:代表的な黒酢の商品 ⇒サントリー黒酢にんにく|kurozu-check.com


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